実習生受入事業とは

日本の優れた技術と日本語を学ぶ目的で、実習生として日本で3年間働きます。実習生制度は国の制度です。

不法労働者の追放とベトナムへの国際協力が目的ですが、受け入れ企業にとっても3年間真面目に働いてくれる若い労働力の確保と人件費の削減、そして職場の活性化というメリットがあります。実習生は毎年受け入れることができるので、人材育成が計画的に進められます。

当組合では毎月ベトナムで面接を行っています。現地スタッフも充実しており、既に多くの組合員企業で実習生を採用し、大きな成果を上げています。面接/視察にも当組合スタッフが同行いたします。

2007年問題など人材不足は深刻です。また退職金の問題もあります。企業にとって大きな問題である労働力確保と計画的な人材育成、そして人件費の削減が可能です。

採用後の様々な問題に対しても組合と現地の専門スタッフ及び通訳が対応します。安心してお任せください。

実習生の受入について

いざ実習生を受け入れるとなると、言葉の問題や生活習慣の違いなど多くの不安があると思います。しかし、一人で日本に働きに来る実習生は受け入れ企業以上に不安を持ってきます。現実に逃亡やトラブルの話も多く聞きますが、はじめからトラブルを起こそうと思って来日する実習生はいません。トラブルの原因の多くは、寂しさ・不安といったものからきています。私たちトータルワークは受け入れ企業・実習生双方の不安を少しでも多く取り除くことができるよう、多くの成功事例から学んだ経験とアイデア、専門スタッフと通訳でサポートしていきます。

面接は現地で受入れ企業さまと一緒にします。

面接は現地で受け入れ企業様と私どものスタッフ、現地スタッフ、通訳で行います。その際に現地の生活や学校での授業風景を見学していただきます。受け入れ企業の方が直接面接することで、その後のコミュニケーションが円滑になります。顔を見ないで書類だけで選考することはおすすめできません。

面接合格後約4ヶ月間現地の学校で学びます。

面接後はすぐに学校に入学して日本語や日本の生活習慣を学びます。また、日本で使われている家電製品(洗濯機など)やガスコンロなどを実際に使用して寮生活をおくります。受け入れ企業様は最低限学んできて欲しい専門用語などを事前に指示してください。学校はいつでも見学できますので、4ヶ月間の間に採用した実習生を見ることができます。

入国後すぐに組合スタッフが国内研修を行います。

入国してすぐに国内での研修を始めます。まずは日常の買い物やルール、寮での生活について、受け入れ企業様の規則などを指導します。

研修後も一ヶ月に一度は顔を見に伺います。いつでも組合スタッフと連絡がつきます。

研修終了後も最低一ヶ月に一度は組合スタッフが顔を出して実習生に声をかけます。必要なときにはいつでも通訳と話ができる体制になっています。

現地で父母会を行っています。

当組合主催で父母会を行っています。実習生はとても貧困で遠方からきています。実習生の家族は父母会のために多額の交通費と時間(遠い方は丸一日かけて)父母会に参加します。父母会では実習生が元気に働いている姿や、日常生活の模様を写真やビデオで紹介します。可能であれば受け入れ企業様も参加していただけるととても喜ばれます。

家屋の寄付など国際協力にも積極的に取り組んでいます。

私たち協同組合トータルワークは、実習生事業を通じてベトナムの方たちと深いつながりを持つようになしました。ベトナムはまだまだ貧困な地区も多く、たくさんの援助を必要としています。組合としてはもちろん、スタッフ個人でも国際協力に積極的に取り組んでいます。